form runの調査
form run とは
背景
マッチング系のサービスにおいて
一方が任意の項目を設定する -> もう一方が回答する
といったモデルを設計するときに参考になるので調査した。
できることを調査
1. フォームの項目が自由に設定できる
フォームの項目はかなり自由度がある。以下興味深かったものを列挙
- 選択肢に「その他」を追加
- その他を選択した時だけ追加でフリーテキストの入力フィールドが表示される
- 画像付き選択肢
- 日付選択
- 条件付き選択肢
- ページ分割
- 途中の情報をどこに保存するんだ問題が出てくるので、ここやってくれるのは嬉しい。
2. フォームの項目に回答できる
回答がついた後にフォームの項目を編集、削除したらどうなるか?
フォームの項目と回答は直接は結びついていないっぽい。
回答は データ項目
というものに結びついている。
- 新しい回答が作られたときに、対応するデータ項目がない場合は新規に作成される。
- データ項目設定は以下のように編集できる
つまりフォームの項目からデータ項目設定は作られるが、その後フォームに表示する項目を編集、削除してもデータ項目は更新されず、ユーザーが手動で編集できるようにしている。
回答の集計もデータ項目ベースで行うっぽい
考察
- データ項目を用意したメリット
- フォーム経由の回答以外の回答もインポートしやすい
- 既存のデータをインポートして回答の集計に役立てたいとか
- フォームの項目を物理削除できる
- 回答は直で紐づいてないので、消そうと思えばフォームの項目を物理削除できる。これによってフォームの項目周りの設計はシンプルになると思われる。
- フォーム経由の回答以外の回答もインポートしやすい
- データ項目を用意したデメリット
- 余分な概念が入る分冗長
- ユーザーはデータ項目という概念を理解し、扱う必要がある